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久しぶりに寝食を忘れてドはまりしてしまったゲーム。
きっかけは、youtubeで好きな配信者さんがプレイしているのを見てから。すっごいキャラクターが親しみやすくて、作るのも楽しそうなので自分でも買ってしまった。
モンゾーラで泣き、オッカムルで胸熱くなり、ムーンブルクで心底辛くなり、最後のステージで切なくなりながら一気に駆け抜けてしまった。
最後の最後も、スカッとしていい。そしてドラクエの音楽すごくいい。さすがドラクエ。
こども向けっぽい雰囲気のかわいらしいゲームなのに、ストーリーがいろいろなんか…やばい(語彙力)。
今はこだわりレシピをこなしつつのんびり作って遊んでいる。
とりあえずシドーくん尊い。かわいい。ナンバーでいうと7や8あたりからすっかりドラクエ離れしていたけど、最近のナンバータイトルも久しぶりにやってみたくなったよ。
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後半です。
私はこのあたりから怖くなってきて、なんでこんな怖いものわざわざ見ているんだろうと思いはじめました。がっつりネタバレなのでご注意ください。
6、『尾けてくる』
雨の中帰宅中の女子学生。通りすがりの公園で、傘もささずに突っ立っている人影を見かける。
不審に思いながらも通り過ぎようとするも、女子学生が歩き進んでいくと体の向きをかえていつまでも虚ろな目でこちらを追っているように見える。
作業着を着た中年男性で、微妙に個性のある顔のバランスでまばたきもせず無表情。妙に怖い顔。
女子学生は怖くなって、たまたま会ったご近所の老人に「公園に変な人がいる」と伝えて様子を見に行ってもらうと、老人は「首吊りだ!警察に連絡する、あなたは早く家に帰りなさい」と言う。
私事だけど、こどもの頃大人から聞いた話を思い出した。
近所の大きめの公園で首をつった人がいたらしい、知り合いの新聞配達員が早朝の公園で首吊りを見つけてしまったらしい、よくある話で、身近に感じて怖い。私、誕生とともにバブルはじけたくらいの年齢だからか、こどもの頃よくそんな話聞いた気がする。この時点で、まあ首つった状態でぶらぶらしてたのか、怖いなあと思ってた。
女子学生が自宅について、窓ごしに夕飯を作っているらしき母親と目が合い、ホッとして玄関を通ろうとしたところ、隣になんか嫌な気配。なんとさきほどの作業着の男性が虚ろな目でこちらを見ていた。
悲鳴をあげて急いで家に入る女子学生。
これは、怖いものを見てなんとなく嫌なものがいる、錯覚をしてしまった表現なのかな。
あるよね、怖いテレビ番組みて、なんとなく暗闇が怖くなってしまうの。女子学生は、上京して地元を離れても、時々、あの虚ろな目をした男性が突っ立っているのを見かけるような感じがして怖くなるそう。
そりゃトラウマにもなるよ、フラッシュバックしちゃうのかな。地味に怖かった。あの虚ろな目をした作業着の男性が絶妙に怖かった。
関係ないけど、私、京極夏彦さん好きなんだけど、『覗き小平次』の小平次ってこういう雰囲気の顔なのかなあって思った。妙に幽霊が合う、虚ろな顔…。コワイコワイ。
7、『続きをしよう』
私はこの話が一番怖かった。夜、寝ようとした時にふと思い出して怖っ!ってなった。
子ども数人で、お寺らしきところで走り回って遊んでいると、誰かが「お墓で遊ぼう」と言った。
普段は絶対お墓で遊ぼうなんてならないのに、その時はなぜかお墓で遊ぶことになったそう。
鬼ごっこか何かをしているのか、駆け回って遊んでいると、一人が転んで膝を擦りむいてしまい、痛そうな表情で「帰る」という。
次は女の子が倒れた墓石に足を挟まれ、爪が割れて出血、という痛々しい怪我をして足を引きずって帰っていく。
一人、また一人…次々に体のあちこちに怪我をして抜けていく。
何故だかだれも、もうめよう、もう帰ろう、とは言わない。
そして誰かが「続きをしよう」と言う。残り四人になったとき、怪我をした男の子が、ホッとしたように「帰っていいよね?』と言って帰っていった。
残り三人になったとき、転んで墓石に頭をぶつけてこめかみから血が出た女の子が、笑顔で「じゃあ、帰るね!」と嬉しそうに抜けていった。
やっぱりまた誰かが「続きをしよう」と言った。残り二人で駆け回っていると、片方の男の子(語り手)が転倒して割れたガラスが手のひらに刺さってしまう。とっても痛そうなのに、語り手の男の子は「ほら、見て!怪我したから帰るね!」とかそんな事を言うのだけど、何故か一緒に帰ろうとは言わず、残された男の子(Kちゃん)も一緒に帰るとは言わない。
最後、一人取り残されたKちゃん。するとまた「続きをしよう」と誰かが言った。
視点が少し動き、一瞬だけ映った謎の血まみれの男の子が最後のKちゃんの方に向かってくる…。
すごくゾッとしたあ!
何があったのかわからないけど、最後に残ったKちゃんはしばらく誰とも口をきかなかったらしい。
何がおこっているのかわけがわからなくて、ジワアっと怖い!原作では血まみれの男の子はいなかったんだっけか?よく覚えてない。怖いから読み返して確認しないスタイル。これは映像だから怖かった感じだった。
8、『どこの子』
これは前のやつが怖かったから箸休め的な話だよね?
男性教師が二人、遅くまで残業しているよう。本当にお疲れさまです、早速過労が心配。
片方の先輩風を吹かせた変な英語教師っぽい男性が、あんまり遅くまで一人で残っていると、何かおこるぞ、と匂わして、一人でさっさと車にのって帰宅してしまう。後輩っぽい若い男性教師は、変な物音も聞いたし怖くなっていると、いかにもザ・こどものおばけという感じのおかっぱで赤いワンピースの女の子が立っているのに気づく。
こら!どこの子だ!と言いながら追いかけるも、ぜんぜん捕まえられないよう。なんならからかわれているみたい。場面変わって先輩教師が車の中で、封筒を郵便に出すのを忘れていたことを思い出し、まだのこってる後輩教師に電話して出してもらおうとしたら電話のむこうから「もしもし」と幼い女の子の声。
いやこれで十分こわかったんだけど、不思議なCG入ったね。
そのあとなんやかんやであの女の子がおかしい、と気づいた後輩教師が裸足でかけてきて二人でわーってなる、うん、ちょっとコミカルすぎたね。おかっぱの女の子、なぜかバレエ踊ってたもんね。世の中の学校の先生、過労で変なもの見えちゃうんだよきっと、本当にお疲れ様です。
9、『赤い女』
よくある、学校でまことしやかに噂されているという話。
女子生徒が二人で体育館で遊んでいると、場所に不釣り合いなハイヒールのカツカツという足音。ふと見てみると、うすよごれた赤い服の女がこちらを見ている。
女子学生は、関わらないようにしよう、という感じで逃げていく。
男子生徒が怪談を登ろうとしていたら、上の方に赤い服の女が立っているのに気づいて、近くにいた通りすがりの女子生徒たちも気づいて慌てて逃げ出す。またまた私事ですけれども、昔兄が高校生だった時に、学校に怪談類の噂があったらしく、体育館の誰もいないはずのところからボールの弾む音が聞こえる、廊下かどっかで実際に幽霊のようなものを見た人がいる、近くの林で首吊りがあり(またかよ)、それ以降その人が出てくる、的な俗に言う『友達の友達からきいた話』をきいて怖かったの思い出した。都市伝説が広がるあれね。あれ。
その話をした語り手の友人は、最近転校してきたよう。
この話をすると、本当に赤い女が現れるんだよ、と言うとどこかからハイヒールの足音と女の怒鳴り声が。もうこれで怖いんだけど、転校生の友人は「作り話だよ」と笑う。その日は他の友人たちと転校生のサプライズ誕生日パーティーだった。しばらく騒いだあと、転校生が語り手に「ねえ、あの怖い話してよ」という。嫌だと言った怖がりの女の子もいたけど、しばし赤い女の怪談話で盛り上がると、どこかからハイヒールの足音が聞こえる。
その家の女の子が親が帰ってきちゃったのかな?と様子を見に行き、語り手と転校生も心配になって一緒に見にいくと、一人だけ部屋にのこされた女の子が、窓の向こうに人がいるのを見てしまったらしく悲鳴をあげるんだけど、これ、私は怖くて見た幻だとって思ったよ。そんでなんやかんや、オーディオからまた電波女が電波とばして罵声あびせたりして怖いことになって、転校生がこの話をすると、話をされた方に赤い女がつきまとうようになるからやった、というのも発覚し、場の空気が悪くなってそれぞれ帰宅する。
ラストはアクティブすぎる赤い女が縦横無尽に大暴れしたね。ちょっと笑っちゃった。これ、口裂け女の都市伝説的な怪談話だね。若者や子どもが好きそう。
10、『密閉』
語り手の女の子は、どうやら最近男と別れたらしくて、男に荷物を引き取ってほしいともめている様子。
ふとみるとクローゼットが少し開いている。閉め直す。
それからも度々、クローゼットが少し開いている。おかしいな、という表情で気づく度に閉めなおす。気味の悪い気配を感じているらしい。仕事から帰って疲れてベッドに突っ伏していると、姿見ごしにまたクローゼットが少し開いているのが見える。暗闇がなんとなく怖い。
女の子はその辺にあった赤いリボンでクローゼットの取手を結んで開かないようにして、安心して再びベッドに突っぷす。また姿見ごしにふと見ると、赤いリボンがゆっくりほどけるのが見える。不自然な感じがして怖い。
女の子は何者かの気配を感じたのか、思い切ってクローゼットを全開すると、髪の長い女がクローゼットの中のスーツケースに吸い込まれるところを見てしまった!これは不意打ちでびびる。そのスーツケースは、別れた男がどこかから拾ってきたものであるらしい。
女の子は明日の朝すぐ荷物を引き取りに来いと男に電話をする。
朝、のこのこやってきた男が荷物をスーツケースに入れて持って行こうとするも、何故かスーツケースは開かない。しばらく頑張っていると突然スーツケースは開き、開いたけども中から髪の長い女が男をスーツケースの中に引きずりこもうとする。女の子は、「助けて」と言ってしがみつく男の手を無理やりほどいてスーツケースの中に押し込むと、満足そうに「地獄に落ちろ」と言った。
なんやねんこれ、結局人間の女が怖いってことかいと思ったけど、監督のアレンジがふんだんに盛り込まれたんでしょうね。
私はどっかから拾ってきた得体の知れないスーツケースが怖いです。
感想は以上。うっかりあらすじまで入れたら思ったより長ったらしくなってしまった。
本もぞぞぞっとしながら楽しく読んだけど、これはこれで怖い要素もあったりして面白かった。
語り手が普通の一般人という設定でまことしやかに語られるリアリティーが怪談話の醍醐味だと思う。
なんども言うけど私は怪談話はそういう昔ながらのエンターテイメントとして楽しんでおります。 -
誰も見てないかもしれないけど、
がっつりネタバレなのでご注意ください。
最初のブログは昨日見たドラマの感想などなどにすることにした。
Netflixに、鬼談百景が配信されていることは気づいていて、少し前からマイリストに入れていたのに、ずっと見ていなかった。
原作者の小野不由美さんのファンで、原作小説を読んでいたので絶対に怖いな、と避けていた。
ちなみに私は幽霊とかいう存在は全肯定ではなく、怪談話はこわくておもしろいフィクションとして楽しんでいるタイプの人間でございます。こちらのセットと言える作品、『残穢』は映画公開時に劇場に見に行った。
たまたま近くの席に座っていた、女子高生三人組が大騒ぎでとてもとても集中して見れなかったのであまり怖いという印象も残らず、とても損をした覚えがある。
イケメン俳優が出てきた場面では「〇〇くんまじかっこいい!やばい!」ホラー演出のされている場面では大声で笑うなど。まあ、私もあのちょっと変な動きは笑っちゃったけどさあ。
映画館やぞ!映画の鑑賞マナーについて親御さんに教えてもらわなかったのか。
(いや映画始まる前に毎回マナーについてしつこく言ってるじゃろうが!)
ちょっと脱線してしまった。
1、『追い越し』
よく怪談話にありがちな、ホラースポットにわざわざ赴く若者たちの話。
肝試しに言って、さも怪奇を体験したような気分になって盛り上がるだけだったのに、本物の怪奇に遭遇してしまう。若者たちが車で暗い田舎道を走っていると、前方にうす汚れた長い黒髪のトレンチコートの女。裸足でトボトボ歩いているし、時刻は午前三時。
明らかにただ事ではなく、徐行して恐る恐る横を通り過ぎる…と思いきや、女はなぜか車の横にぴったりくっついてきており、驚いた運転手の若者が時速100キロほどに加速してもぴったりついてくる。マッハばばあタイプの怪奇だね。若者や子どもが好きなやつ。私も大好きだったよ。導入としてとってもキャッチーかな。
2、『影男』
孫を預かったおばあちゃんが、孫を昼寝させていたら自分もついうとうとと眠り込んでしまう。
突然、ベランダ?の窓を強く叩く音で目が覚める。しつこく何度も叩かれ、おばあさんは恐る恐る様子を見に行くと、真っ黒な人影が窓の向こうでガラスを叩いている。
驚いた瞬間、黒い影の何者かにのしかかられ、鼻と口を強くふさがれ、意識が遠のいた…と思ったら突然電話の着信音が。ハッと目が覚める、どうやら昼寝でひどい悪夢を見ていたようだ。
帰ってきた娘にそんな昼間の話をすると、笑われてしまう。おばあさんも一緒に笑って和やかな雰囲気になるも、その瞬間バンッとまた激しく窓を叩きつける音が…硬直して目を合わせる母と娘。
恐ろしくて、確認しに行くことはできなかったという。私が眠りが浅いのか、よく夢を見る人間で、夢の中で悪夢を見ていたみたいな感じがすることもあり、ちょっと怖かった。何者ががしつこく窓を叩いている音もすごい怖い。
3、『どろぼう』
子沢山の家庭の奥さん、おなかが大きくなっていたのに突然小さくなる。おめでたか?ときかれても「太っただけだ」と答えるし、子どもが増えている様子はない。
そのためご近所で悪い噂が流れる。
ある時語り手の弟が、その家の子と思われるマーちゃんという男の子と遊んでいる。そのマーちゃんは語り手に「「マーちゃん」が側溝に流れた」というよくわからない話をする。マーちゃんとは…?
その後語り手は子沢山の家の奥さんにお腹がとつぜん小さくなったことについて尋ねると、奥さんは「卵巣の病気で、薬を飲んだら引っ込んだの」と微笑む。
まあ、婦人系で下腹部膨張する病気はほんとうにあるみたいだし、もしかしたら多分そうなのだろう。
ついでにマーちゃんは元気ですか?と尋ねると奥さんは「は?」と一瞬何をきかれているのかわからないという顔をした後、「元気よ」と答える。マーちゃんって結局何者?
語り手はなんだかもやもやとしてそれ以降側溝が怖くなってしまったという。謎の怖いお面の子どもとか、よかったね。ざくろを踏み潰す表現もなんかキモくてよかった。
女子高生の露わになった太ももにざくろがべちゃっと落ちて弟がつまみ食いする無駄にえろい表現は監督の趣味だろう。わかってるんだからね。もやっとするけどそんなに怖くない話かな。
4、『一緒に見ていた』
いきなりなんか女に手を出すのが早そうな男性教師がでてきた。階段の踊り場で、とても美人とはいえない、服装もなんだかダサい女性とすれ違う。話かけられても男性教師は無視。これは何かあるぞと思っていると、次の場面で女性(事務員だった)が首をつっているのが発見される。
どうやらやっぱり男性教師がその女性事務員に手を出して、その後男性に冷たくされて思いつめて首をつったようだった。
遺体を見ておくように言われた男性教師は、さすがに気味が悪くて隣の教室で窓からグラウンドで野球をする生徒たちを見ていたが、首をつって死んだはずの事務員の女性がグラウンドでじっとこらを見ているのに気づく。生徒が女性にぶつかって「あ、すみません」て言う場面がなんか違和感あってちょっと恐ろしい。
男性教師はドアが開く音で振り返ると、事務員の女性の長いスカートの裾がちらっと見えた。もう恐怖で恐れおののいた男性、「一回やっただけだろうが!」(最低だなこの男)と怒鳴って再び窓の方を向くと女の手が肩に乗せられる。そのまましばらく硬直して、他の教師に声をかけられるまで肩に手を乗せた女と一緒にグラウンドの生徒たちを一緒に見ていた。陰気な女の粘着質が死後まで続いていて怖い。それにしてもこの男性教師最低だな。第一印象大正解だったので見事なキャスティングと言わざるを得ない。
5、『空きチャンネル』
語り手の友人が、ラジオの空いているチャンネルで謎の女が人生の恨みつらみを語っているのを見つける。どうも男性とああしたこうした的な話もしてるらしく、年頃の男子はつい気になって聞いてしまったよう。
時々語り手にもその話をしているようで、ある時「だんだんエグい話になってきているんだ」と言う。その友人はどんどん表情も暗く、口数も少なく、様子がおかしくなっている。
語り手も気になってチャンネルを探して聞いてみたけど、何か怖い気配を感じてやめたよう。賢明だね。
その友人とすれ違うと赤ん坊の泣き叫ぶような声が聞こえる、首元にあるはずのない目がある、などのよくわからない現象もおきた。原作読んだけど目なんかあったっけ。忘れちゃった。
最後は、その友人はその後亡くなったらしという話で締めくくられた。多分、病んじゃったんだろうね、友人。ラジオで無線の音とか拾っちゃってるの聞いたことあるし、なんかほんとにおかしな電波女が電波飛ばして自分語りしてたんだろう。
他の人が謎の幻覚見ちゃってるのも気になるけども。そんな怖い話だった。
ちょっと集中力きれてきたので、一回ここで切ってまた続き書こうと思う。